If you hesitate
To give yourself completely,
Then you will not be supplied
With new energy,
New light
And new perfection.
Sri Chinmoy, Twenty-Seven Thousand Aspiration-Plants, part 179, Agni Press, 1993
質問 答えが感情的なバイタル (訳注 おへその辺りがバイタルの領域。高次バイタルでは聖なる光やエネルギー、低次バイタルでは快楽、情熱、嫉妬などをさし、ここでは主に低次バイタルのこと) からのものか魂からのものか、どうやって見分けられますか?
シュリ・チンモイ 一つの方法はバイタルはある声を持っており、魂もまた別のある声を持っていることを感じることです。
バイタルを一人のランナーに、魂を別のランナーにたとえてみましょう。
バイタルは初め過度に興奮熱狂して大変速く走り出しますが、ゴールまでたどり着けません。
100メートルの内30メートル位走っても後が続きません。魂の方も最初から大変速く走りますが、いったんスタートの合図を聞いたらゴールまで止まりません。
魂は自分の能力を知っていて確信をもってゴールへ向かうのです。声を聞いたら、それがどちらのタイプのランナーのものかすぐ見分けて下さい。
ゴールにはいるまで止まらない方か、30メートル位走ってエネルギーがなくなる方か。感情的なバイタルからの声だとあなたはゴールにたどり着けませんが、魂からのものならその声がゴールへ連れていってくれると確信してもよいでしょう。
もう一つの方法は問題の回答を与えてくれる声を聞いたら、器が満たされていく場面を想像することです。
もし一滴一滴確実に内的な安心感を伴って器が満たされるなら、それは魂の声です。そうでない場合はコップやタンブラーを使って急いで満たされたような感じががします。その場合速く満たされますがすぐさま上から溢れてこぼれ始めます。それに対して魂は最大限の自信と内的な釣り合いを以って、器を満たしてくれます。
こういった確実な安心感を持ったら、魂からの声だとわかります。
三つ目の方法はハートの中に炎を想像することです。二つのタイプの炎があります。一つは安定しており、もう一つはちらついています。ハートの中の安定した炎はどんなに内部で風が吹いても揺らぐことはありません。
しかしちらつく方は、恐れ、疑い、不安、心配で今にも消えかかっているのです。もしその答えがちらつく炎だったら、それは感情的なバイタルの声です。
しかし安定していて力強く赤々と燃える炎なら、魂の声です。おったん魂の声だとわかったら、問題は解決されたと安心していいのです。